仕事算です
ある仕事を途中までA・Bの2人でやって途中からAのみでやった時の問題です。
問題
「ある仕事をするのにAさん一人では40日、Bさん一人では16日かかります。AさんとBさんの2人で5日だけして、残りの仕事をAさん一人ですると、Aさんだけでするのは何日か。」
ある仕事の仕事量を1とします。
Aさんの1日の仕事量を1/40
Bさんの1日の仕事量を1/16
AさんとBさんの2人の1日の仕事量を1/40+1/16=(2+5)/80=7/80
2人でこなした仕事量は
AさんとBさんの2人の1日の仕事量7/80×2人で行った日数5日=7/16
Aさん一人で行う仕事量は
ある仕事の仕事量1 ー 2人でこなした仕事量7/16 = 9/16
Aさん一人で行う日数は
Aさん一人で行う仕事量9/16 ÷ Aさんの1日の仕事量1/40 = 22.5
22日と半日ですので
全ての仕事が終わるには
小数点切り上げで23日かかります。
よって
答えは
23日
<別解>
「ある仕事をするのにAさん一人では40日、Bさん一人では16日かかります。AさんとBさんの2人で5日だけして、残りの仕事をAさん一人ですると、Aさんだけでするのは何日か。」
ある仕事の仕事量をAさんBさんがかかった日数の最小公倍数とします。
よって80になります。
Aさんの1日の仕事量を80÷40=2
Bさんの1日の仕事量を80÷16=5
AさんとBさんの2人の1日の仕事量を2+5=7
2人でこなした仕事量は
AさんとBさんの2人の1日の仕事量7×2人で行った日数5=35
Aさん一人で行う仕事量は
ある仕事の仕事量80 ー 2人でこなした仕事量35 = 45
Aさん一人で行う日数は
Aさん一人で行う仕事量45 ÷ Aさんの1日の仕事量2 = 22.5
22日と半日ですので
全ての仕事が終わるには
小数点切り上げで23日かかります。
よって
答えは
23日
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JavaScriptプログラムでは
「ある仕事をするのにAさん一人ではP日、Bさん一人ではT日かかります。AさんとBさんの2人でR日だけして、残りの仕事をAさん一人ですると、Aさんだけでするのは何日か。」
AとBをランダムで2から6までの整数にして
Cをランダムで5から10までの整数にして
P=A×C
T=B×C
とします。これによって最大公約数が出るようにします。
Rをランダムで1から5までの整数にします。
Aの1人の1日の仕事量は1/(A×C)
Bの1人の1日の仕事量は1/(B×C)
AとBの2人の1日の仕事量は1/(A×C)+1/(B×C)=(A+B)/(A×B×C)
2人で行った仕事量は((A+B)/(A×B×C))×R
Aが1人で行う仕事量は1-((A+B)/(A×B×C))×R
Aが1人で行う日数は(1-((A+B)/(A×B×C))×R)÷1/(A×C)
=(1-((A+B)×R/(A×B×C)))×A×C
となります。
Aが1人で行う日数X=(1-((A+B)×R/(A×B×C)))×A×C
を小数点を切り上げて答えを出します。
答え
Math.ceil(X);
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文章題・仕事算2