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JAVASCRIPTで作成した算数のゲーム(ドリル・クイズ)の解答やソース、プログラムで必要なことを書いていきます。 SPIや小・中学の勉強になるe-ラーニングのプログラムになることを目指しています。

文章題・濃度算8


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文章題・濃度算8


今回は食塩水を蒸発させる(水を減らす)問題です。

「濃度”A”%の食塩水”P+R”gを、蒸発させると食塩水”P”gになった、蒸発させた後は何%の食塩水になりますか。」
最初の食塩水の濃度”A”%、食塩水の量”P+R”g
答えの食塩水の濃度”A+B”%、食塩水の量”P”g
答えの蒸発した水の量”R”g
として図にすると



になります。
今回も天秤解法で解いていきます。
水の量”R”と答えの食塩水の量”P”の割合が
最初の食塩水と答えの食塩水の濃度差”B”と最初の食塩水の濃度”A”の割合と同じになります。
つまり
R:P=B:A
になります。

これを計算して
R:P=B:A
B×P=A×R
B=A×R÷P
になります。
答えの食塩水の濃度はA+B%ですので
BにA×R÷Pを代入し

答えの濃度は
A+A×R÷P%



具体的な数値で計算すると
問題
「濃度5%の食塩水650gを、蒸発させると食塩水250gになった、蒸発させた後は何%の食塩水になりますか。」

最初の食塩水の濃度”5”%(A)、食塩水の量”650”g
答えの食塩水の濃度”5+B”%、食塩水の量”250”g(P)
蒸発した水の量は 最初の食塩水の量”650”g ー 答えの食塩水の量”250”g=”400”g(R)

天秤解法により
R:P=B:A
400:250=B:5
250 × B=5 × 400
B=2000 ÷ 250 = 8
よって
最初の食塩水と答えの食塩水の濃度差は”8”%

答えの食塩水の濃度は
5+8=13%


<別解>
最初の食塩水の量と濃度から塩の量を求めます。
塩の量=食塩水の量<650g>×濃度<5%×0.01>=32.5g
蒸発した後の食塩水の量が250gですので
蒸発した水の量は食塩水の量<650g>ー蒸発した後の食塩水の量<250g>=400g
蒸発後も塩の量は変わらないですので32.5g

よって、蒸発後(答え)の食塩水で式を書くと
蒸発した後の食塩水の量<250g>×蒸発した後の濃度=塩の量<32.5g>
蒸発した後の濃度=32.5g÷250g=0.13

パーセントの表示にするために100をかけると
0.13 × 100 = 13%

答え
13%

ーーーーーーー
javaqscriptプログラムでは
「濃度”A”%の食塩水”P+R”gを、蒸発させると食塩水”P”gになった、蒸発させた後は何%の食塩水になりますか。」
最初の食塩水の濃度”A”%、食塩水の量”P+R”g
答えの食塩水の濃度”A+B”%、食塩水の量”P”g
答えの蒸発した水の量”R”g
とした場合
文章題・濃度算7と同様に

1~10までの整数で
最初の食塩水の濃度”A”と
最初の食塩水と答えの食塩水の濃度差Bを
ランダムに設定します。

そうすると
答えの食塩水の濃度はA+Bになります。

次に問題文に表示する食塩水の量を決定します。
10~100までの整数で
食塩水の基準の数値を決めます(これを仮にWとします。)

天秤解放の考え方で
答えの食塩水の量”p”はW×A
蒸発する水の量”R”はW×B
最初の食塩水の量は”P+R”=W×A+W×B
とします。

こうすることによって
最初の食塩水の濃度・量、答えの食塩水の濃度・量
が整数になり、表示しやすく、解答しやすくなります。

問題のホームページはこちら
文章題・濃度算8


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